3月5日から当美術館は再開しておりますが、
6月7日現在、首都圏の緊急事態宣言も3度目延長の最中でもあり、
医療のひっぱくも余裕が出ているわけでは全くありません。
にもかかわらずオリンピック・パラリンピック東京大会を
強行開催しようという一貫性のない支離滅裂な政治によって、
日本は多くの国民が大変に苦しい状況に陥っております。
例年ですと7月8月の夏休み期間中は、熱海にもたくさんの観光客が
お見えになり、当美術館も無休で開館する時期です。
しかし今年は、火・水・木は毎週休館いたします。
お盆中も同じです。
週4日の開館を継続します。
この状況下、積極的に集客するわけにもいかず、
とはいえ会社やスタッフの死活問題でもあるので
休館してしまうわけにもいかないという、
苦渋の決断です。
前回の美術館再開時のお知らせでも書きましたが、
美術館自体はお客様が密になることもない、
会話が飛び交うことも少ない、感染リスクの比較的小さい、
安全な場所です。
それでも人流を起こすことになってはいけないので、
積極的な開館・集客は控えることにするのです。
(なのに、なぜ、オリンピックなのでしょう?)
引き続き、ご来館の際はマスク着用、入館前に手指の消毒等、
感染拡大防止のご協力をよろしくお願い申し上げます。
みなさまのご健康を切に願っております。